6月23日から2泊3日であまとみトレイルを歩きました。
とても素晴らしいトレイルだったので、記録をまとめました。
山頂を目指すだけでは決して歩けない道の数々と、作り手の熱い思いが溢れるトレイルに、歩き終えた今も感動しています。
誕生して間もないトレイルですが、この記事が気軽にトレイルを歩く手助けになればと思います。
あまとみトレイルとは
2021年の10月に開通した新しいトレイルです。
妙高戸隠連山国立公園を中心とした名所を歩いて回るトレイルで、長野駅から戸隠、黒姫、妙高笹ヶ峰や野尻湖などを通り斑尾山までを結ぶ、延長86㎞のルートです。
斑尾山からは信越トレイルに繋がっており、総距離200kmのロングトレイルとして歩くことができます。
記念式典にもこっそり出席して撮影した
計画のたて方
宿泊可能場所はいくつもあるので計画が立てやすいです。
- 長野駅周辺
- nagano forest village(長野駅からおおよそ13km地点)
- 戸隠キャンプ場(27.5km地点)
- 夢見平避難小屋(41km地点)
- 笹ヶ峰キャンプ場(47km地点)
- 杉の原集落(61km地点)
- 野尻湖レイクリゾート(74km地点)
これらの宿泊地を組み合わせて行程を組み立てて行きます。
行程表の例、体力にあった日程で歩きたい
私は二泊三日で歩きましたが、特に2日目が長くきつかったです。
とくに急ぎの旅でなければ、4〜5日かけて歩くことをおすすめします。
3日間の場合:信越トレイルへそのまま歩く人向けだが、杉ノ原集落にちょうどいいキャンプ場がなく気分が落ちる
4日間の場合:ちょうどいい距離感
5日間の場合:観光も楽しみたい人向け
トレイルまでのアクセス
出発地点の長野駅へは簡単にアクセスできます。
斑尾山へのアクセスは若干面倒ですので、信越トレイルのホームページを参考にしてください。信越トレイル公式サイトはこちら
必要な装備
一般的なロングトレイルを歩く装備で問題ありません。
距離が長いほど荷物の重さが負担になるため、なるべく軽い方がいいです。
宿泊装備:民宿やキャンプ場のロッジをうまく使えば、テント泊装備なしでも歩くことができます。
食事装備:食事処も多くあるため、行動食のみ揃えて歩くことも可能です。
虫対策:全行程を通して虫が多いので、バグネットと虫よけを持っていった方がいいです。
蚊はあまりいませんでしたが、メマトイ(顔の周りに群がる謎の黒い虫)が鬱陶しいです。耳の穴に直接虫除けスプレーを流し込みたくなるほどでした。
バグネットのおすすめはSea to summitのウルトラファインメッシュヘッドネット。ポケットに入れて持ち歩いて、虫が来たらさっとかぶることができます。
虫除けスプレーのおすすめはサラテクトミスト リッチリッチ30。忌避効果の高いディートが30%も配合されています。大きいので小さなボトルに入れて持ち運びます。
見た目がややダサいが、バグネットがあれば心強い
ルートについて
地図のみで歩くのは大変なので、スマホアプリ(スーパー地形)にGPXデータを入れて持っていくといいでしょう。
GPXデータはあまとみトレイル公式サイトでダウンロード可能です。
非公式ルートマップ
トレイルのあまりの素晴らしさに感動して、6月23日から歩いた記録を地図に載せて制作しました。
公式のマップと併用して、よければ利用してみてください。
※地図のレイアウトは公式のものに従っています。
※ファイル形式はPDFです。
※この地図は個人的な趣味で作ったものであり、あまとみトレイルクラブとは一切関係がありません。その点をご承知の上ご利用ください。
※また、地図の制作にあたっては、みんな大好きカシミール3Dを利用しました。トレイルを歩く際にもスマホアプリ(スーパー地形)を使って歩いています。