トレイルへのアクセス
北から南に延伸区間を歩く場合、アクセス方法は大きく分けて二通りです。
- 森宮野原駅を起点に歩き、苗場山登頂後バスで同駅に戻る
- 森宮野原駅を起点に歩き、苗場山登頂後、かぐらスキー場の方へ抜けて越後湯沢駅に至る
私は一泊二日で歩きたかったため、早朝に森宮野原駅の近くにある道の駅まで車で移動し、苗場山に登頂後バスで同駅に戻る方法にしました。
電車を使った場合、森宮野原駅の到着が早くても12時頃だったため、車を使いました。
電車移動の方は北上ルートが都合が良さそうです。(新幹線で越後湯沢駅到着~苗場山頂ヒュッテ泊~かたくりの宿テント泊~森宮野原で電車移動の二泊三日)
苗場山登山(苗場山三合目~苗場山6合目)
6合目から急登になるので、様子を見に行く
朝は4時半に起きてコーヒーを淹れ温まった後、タープの撤収。
バリバリに凍りついているかと思いましたが、それほどでもない様子。
靴下もジップロックに入れて寝袋の中で温め、靴もビニール袋に入れて枕にしていたので、寒さに震えることなくスタートしました。
小赤沢から登る苗場山は、6合目から8合目まで急登で、そこから上は穏やかな湿原です。
おそらく山頂までは登れそうですが、帰りのバスが14時のため、雪の量によっては間に合わない可能性があります。
そこで、6合目まで雪の量を確かめに行きました。
朝のしんと冷えた空気が気持ちいい
途中撤退
6合目以降は鎖場もある
久々の雪道に興奮しながら高度を上げていきます。
天気は快晴で、雲ひとつない青空。
6合目まで登った段階で、積雪が15cm以上ありました。
おそらく登ることはできそうですが、
6合目から8合目が日陰で下りに時間がかかりそうなことと、
山頂付近の雪の量が多そうだったため、
予約したバスの時間に間に合わせるべく6合目で下山することにしました。
雪景色が美しい
雪はくるぶしくらいまである
温泉でゆっくりあたたまる
6合目から小赤沢まで雪景色や紅葉を楽しみながら下山し、楽養館という温泉で温まりました。
赤褐色の湯はトレイルの疲れを癒やします。
小赤沢からデマンドバスに乗り見玉~津南~森宮野原とバスを3回乗り継ぎ、車で自宅に帰りました。
水場
延伸区間では水場は豊富にあり、自動販売機もいくつかあるので、浄水器はなくてもいいでしょう。
浄水器よりもジュース用の小銭があったほうが良さそうです。
信越トレイルの今後
関田山脈のアップダウンの多いトレイルとはガラッと様子が変わりました。
里から里へつなぐトレイルは、旅情があります。
一つのトレイルに色々な表情があると、飽きずに楽しく歩くことができます。
斑尾山頂からは、野尻湖、妙高笹ヶ峰、黒姫、戸隠、長野駅までつなぐ「あまとみトレイル」という86kmの新たなトレイルが開通予定です。
開通したら信越トレイルと合わせて200km、今後の延伸が今から楽しみです。