trail

信越トレイルの延伸区間を歩く

2021年の9月末に信越トレイルが延伸されました。

天水山から苗場山の山頂にかけて約40km、合計で120kmのトレイルになりました。

chant!のアトリエは信越トレイルのすぐ近くにあるので、雪の降らないうちに延伸部分を歩きに行きました。

天水山~苗場山まで約40km延長された

昨年の9月のはじめに信越トレイルを歩いたときの記録は以下を御覧ください。

前年は暑さが大変でしたが、今回は雪と寒さが大変でした。

今年の山行は昨年よりも1ヶ月半程度遅かったのですが、季節の移り変わりの早さには驚くばかりです。

延伸区間のルート

舗装路が多いが、見どころも多い

延伸前の信越トレイルは関田山脈の尾根沿いを歩きました。

アップダウンが多く足腰に負担がかかりますが、基本的には林道か登山道でした。

今回の延伸区間に関しては、関田山脈と苗場山をつなぐルートです。

アップダウンも少なく、舗装路が多めです。

約半分が舗装路ですが、舗装路のハイキングは歩行そのものに集中でき、頭がすっきりします。

トレイルへのアクセス

北から南に延伸区間を歩く場合、アクセス方法は大きく分けて二通りです。

  1. 森宮野原駅を起点に歩き、苗場山登頂後バスで同駅に戻る
  2. 森宮野原駅を起点に歩き、苗場山登頂後、かぐらスキー場の方へ抜けて越後湯沢駅に至る

私は一泊二日で歩きたかったため、早朝に森宮野原駅の近くにある道の駅まで車で移動し、苗場山に登頂後バスで同駅に戻る方法にしました。

電車を使った場合、森宮野原駅の到着が早くても12時頃だったため、車を使いました。

電車移動の方は北上ルートが都合が良さそうです。(新幹線で越後湯沢駅到着~苗場山頂ヒュッテ泊~かたくりの宿テント泊~森宮野原で電車移動の二泊三日)

1日目

田園風景(道の駅さかえ~中子ダム)

本降りの雨で、心が挫けかけている(道の駅さかえ)

自宅を4時半に出発し、森宮野原駅近くの道の駅さかえに到着。

雨が本降りだったため、このまま車で帰ってしまおうかと思いましたが、意を決して出発。

いよいよ延伸区間を歩き始めます。

まずは雨降りの田園風景の中を歩いていきます。

車通りの少ない田んぼ道のため、歩くことに集中できます。

降ったりやんだりの雨なので、傘をさして歩く

程なくして中子ダムに到着。自動販売機もあるので、温かい飲み物で安らぎます。

田園風景を抜けるとダムがある

ダムの奥には雪を被った山々が見える

牧場の風景(中子ダム~妙法育成牧場)

バイクで牛たちを誘導している様子

中子ダムを抜けると徐々に標高を上げていきます。

広大な牧場では牛が草を喰み、のどかな景色を楽しめます。

妙法牧場のスタッフの方たちはとてもフレンドリーで、傘をさしてトボトボ歩いている私にねぎらいの言葉をかけてくれます。

名産の人参、雪を被って越冬し、甘く育つ

広大な牧場をぬけると、いよいよトレイルに入る

里と秋山郷の風景(妙法育成牧場~小赤沢)

きれいなスイッチバックで急坂をくだる

ここまでほぼ舗装路を歩いてきましたが、ようやくトレイルに入ります。

秋山郷にある集落から隣の集落へと、トレイルを歩いていきます。

アップダウンの少ない、気持ちのいいトレイルです。

ここから苗場山登山口のある小赤沢を目指して歩きます。

新潟の橋50選に選ばれた見倉橋。映画のロケ地にもなった

個人的には関田山脈のトレイルより秋山郷のトレイルが好き

登山道までの道のり(小赤沢~苗場山三合目)

雪の量が心配だが、とりあえず三合目を目指す

里から里へつなぐトレイルを歩き終えると、いよいよ苗場山登山になります。

今までのゆるやかなトレイルとは一変し、緊張感が増します。

思ったよりも雪がついているので、不安になりながらも3合目まで登ってみます。

小赤沢にはビジターセンターがあり、宿泊施設も多い

沢を渡り、はしごを登る

三合目でタープ泊、ペグが効く場所が少ないので注意

苗場山登山(苗場山三合目~苗場山6合目)

6合目から急登になるので、様子を見に行く

朝は4時半に起きてコーヒーを淹れ温まった後、タープの撤収。

バリバリに凍りついているかと思いましたが、それほどでもない様子。

靴下もジップロックに入れて寝袋の中で温め、靴もビニール袋に入れて枕にしていたので、寒さに震えることなくスタートしました。

小赤沢から登る苗場山は、6合目から8合目まで急登で、そこから上は穏やかな湿原です。

おそらく山頂までは登れそうですが、帰りのバスが14時のため、雪の量によっては間に合わない可能性があります。

そこで、6合目まで雪の量を確かめに行きました。

朝のしんと冷えた空気が気持ちいい

途中撤退

6合目以降は鎖場もある

久々の雪道に興奮しながら高度を上げていきます。

天気は快晴で、雲ひとつない青空。

6合目まで登った段階で、積雪が15cm以上ありました。

おそらく登ることはできそうですが、

6合目から8合目が日陰で下りに時間がかかりそうなことと、

山頂付近の雪の量が多そうだったため、

予約したバスの時間に間に合わせるべく6合目で下山することにしました。

雪景色が美しい

雪はくるぶしくらいまである

温泉でゆっくりあたたまる

6合目から小赤沢まで雪景色や紅葉を楽しみながら下山し、楽養館という温泉で温まりました。

赤褐色の湯はトレイルの疲れを癒やします。

小赤沢からデマンドバスに乗り見玉~津南~森宮野原とバスを3回乗り継ぎ、車で自宅に帰りました。

日数、キャンプサイトについて

よさそうな雰囲気のかたくりの宿

延伸区間を歩くだけだと日数は2日~3日かかります。

公式のキャンプサイトは「かたくりの宿」だけなので、このサイトを使おうと思うと3日は必要です。

森宮野原駅から出発して「かたくりの宿」に泊まった場合は、苗場山頂の「苗場山頂ヒュッテ」に山小屋泊をし翌日下山する必要があります。

もしすべてテント泊で済ませたいのであれば、初日は苗場山3合目でビバーク、翌日に登頂、下山がよさそうです。

ただし苗場山3合目は駐車場でキャンプサイトではないのでご自身の判断でお願いします。

延伸区間のルートファイティング

要所には道標があるので安心

舗装路が多いですが地図は必携です。

私は紙の地図+スーパー地形のアプリを使って歩きました。

公式サイトでは延伸区間のGPXファイルがないので、ヤマレコをつかってGPSデータを入手しました。

関田山脈のトレイルよりも道標の付け方が見やすくわかりやすくなっている印象です。

装備

寝袋はモンベルの#1を使用

延伸区間を歩くだけなら、25Lのバックパックでも十分歩けました。

10月の終わりに歩くのであれば、軽アイゼン、チェーンスパイクは必携です。

寒いのでインナー、フリース、化繊ダウン、レインウェアをずっと着ていました。

水場

延伸区間では水場は豊富にあり、自動販売機もいくつかあるので、浄水器はなくてもいいでしょう。

浄水器よりもジュース用の小銭があったほうが良さそうです。

 

信越トレイルの今後

関田山脈のアップダウンの多いトレイルとはガラッと様子が変わりました。

里から里へつなぐトレイルは、旅情があります。

一つのトレイルに色々な表情があると、飽きずに楽しく歩くことができます。

斑尾山頂からは、野尻湖、妙高笹ヶ峰、黒姫、戸隠、長野駅までつなぐ「あまとみトレイル」という86kmの新たなトレイルが開通予定です。

開通したら信越トレイルと合わせて200km、今後の延伸が今から楽しみです。

Privacy Settings
We use cookies to enhance your experience while using our website. If you are using our Services via a browser you can restrict, block or remove cookies through your web browser settings. We also use content and scripts from third parties that may use tracking technologies. You can selectively provide your consent below to allow such third party embeds. For complete information about the cookies we use, data we collect and how we process them, please check our Privacy Policy
Youtube
Consent to display content from - Youtube
Vimeo
Consent to display content from - Vimeo
Google Maps
Consent to display content from - Google
Spotify
Consent to display content from - Spotify
Sound Cloud
Consent to display content from - Sound